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手紙を出しても届かない住所?
石垣市登野城○○番地 その名は尖閣諸島
(昔は尖閣列島とよばれていたが、今は尖閣諸島と呼ぶ)
石垣市内で手紙を出しても届かない地番がある。
領有権問題で名前だけは聞いたことがあるでしょう、「尖閣諸島(せんかくしょとう)」です。
南の楽園八重山も一面では「国境の町」、この尖閣諸島が石垣市であることは案外知らない人が多いのです。
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尖閣諸島は、八重山の北北西約150キロ、台湾の北東190キロ、中国本土の東約350キロにあり、大正島(赤尾礁)、九場島(黄尾礁)、南小島、北小島、魚釣島、沖ノ北岩、沖ノ南岩、飛瀬、の八島からなっており、沖縄の人たちには古くから「イーグン・クバジマ」として知られていたようだ。

■八重山諸島と尖閣諸島
この国境の島の周辺には、海底資源、特に膨大な埋蔵量といわれる石油資源があることが知られており、これをめぐって領有権を主張する争いが日・中・台間で国際問題化して、とてもキナ臭いところなのだ。
保安庁は石垣島からこの島の方向に向かう船舶を見つけると停船を命じ、島に近づけません。だから、石垣島の海人(うみんちゅ)でさえ、この島の姿を実際に見たことのある人は今ではもう稀だ。
南の楽園八重山諸島も一面では「国境の町」、時にはこんな警報も発令されるたりするのだ。
もともと、この島は大物釣りのメッカとして、また「アホウドリ」の生息地としても有名な自然の宝庫であり、沖縄県の日本復帰前には、石垣島の海人(うみんちゅ)たちも大物漁のポイントとして頻繁に出かけていたようだ。
古くはサバニや帆掛けサバニを操って、カジキマグロや本マグロなどを獲ったらしく、まるで「老人と海」の世界だ。僕の知り合いの石垣島の海人のオジイの言によれば、ここで2日間漁をすると、1ケ月は遊んで暮らせるだけの魚が捕れたと言う。

「尖閣」という名前からか、この島々は、ちっぽけな磯のように思っている人が多いのだが、実は総面積約6.3平方Km、尖閣諸島で一番大きい島である「魚釣島」の面積は約3.8平方Km、周囲約12Km、最も高いところは海抜362mと、なかなかどうして立派な島なのです。
![]() ■魚釣島 航空写真 |
![]() ■魚釣島遠景 |
![]() ■大正島(写真・海上保安庁) |
■北小島・南小島(写真・海上保安庁) |
現在、魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島は土地登記上は「石垣市字登野城」となっており、それぞれに地番をもっている。ここは、石垣市字登野城○○番地、ちゃんと土地の所有者も居る。 もともとの地主の名前は古賀さん、明治時代にこの島に移り住んでカツオ節工場や海鳥の剥製などを作っていた開拓者の子孫でした。 古賀さんからこの島を譲り受けた今の地主は、この島を国に貸しており、今は、この島には誰も住んでいません。 「住所のあるところなら富士山頂にさえ郵便を配達する」と豪語するさすがの郵便局も、この住所には郵便配達をしません。
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